サーフィンを始めて最初に壁にぶつかるのが「テイクオフ」ではないでしょうか?
そのテイクオフの壁の一つに「デッキパッドに足が乗らない」とお悩みの方も多いと思われます。
デッキパッドに足が乗らないのがなぜダメなのか?
デッキパッドに足が乗らない理由と解決のヒントをお伝えしていきます。
ごゆっくりご覧ください。
デッキパッドに足が乗らないのはダメなの?
デッキパッドに足が乗らなくてもサーフボードは進みますし、サーフィンは楽しめます。
ただあなたの目指すところがどこにあるかです。
「上級者のようなかっこいいライディングがしたい」
「リッピングやカットバックなどアクションがしたい」
など、高みを求めるのであればデッキパッドに上に後ろ足を乗せることは必須です。
おそらくこの記事を見られているということは、高みを目指している熱いサーファーですよね。
どうしたらデッキパットに足がのるのか?
一緒に原因やポイントをみていきましょう。
デッキパッドに足が乗らない理由は?
大きくは下記の3つと考えます。
次項にてそれぞれ解説していきます。
デッキパットに足を乗せる為にすべき4つの事
サーフィンのライディングの際、後ろ足はデッキパッドの上にあることは基本です。
しかし、テイクオフ直後にどうしても、後ろ足がデッキパッドの上に置けないとお悩みの方へ意識するポイント4つをお伝えして参ります。
デッキパットに乗るコツ①:正しいスタンスを知る
上記、画像を確認してください。
これどちらも「正しいスタンス」なのです。
上記2つのマーキングよりも後ろ足がノーズ側にあるとNGです。
赤いマーキングのスタンスが良いシーンは?
テール側のレールが入りやすくなります。
レールが入るということは、急角度なレールの入れ替えが実現でき、ドライブが効いたターンができます。
ボトムターンやカットバックなどレールを深く入れるシーンで有効です。
黄色いマーキングのスタンスが良いシーンは?
前足寄りに荷重をシフトするとサーフボードは前に進みだしやすくなります。
厚い波でのテイクオフ直後や前に加速したい(波のフェイスを降りたい)時など、スピードをつけたい場合に効果があります。
それぞれシーンによって使い分けることが大切です。
ここで重要なのは前足の位置はどちらでも変わりません。
前足の位置はサーフボードの形状によって変わりますので、目安としてはサーフボードのワイドレスポイント(一番幅の広いところ)を目安にするとよいでしょう。
デッキパットに乗せるコツ②:手の位置
デッキパットに足が乗らないかたに多く見られるのが、
テイクオフのプッシュアップ時の手をつく位置が前よりになっています。
テイクオフのプッシュアップ時の手の位置は、方や胸の前あたりになっていませんか?
そうなるとスタンス全体が前よりになってしまい、後ろ足がデッキパットに乗りません。
正しい位置は「みぞおちから胸の間あたりです」
一度、意識して試してみてください。
テイクオフで手が前位置になる原因とは?
- 体に力が入り肩から胸回りの柔軟性がなくなる
- 目線が下を向いているため胸が開いていない
- 頭の位置が前になりすぎている
ここも振り返りですが、脱力、目線、水平が重要だとお分かりいただけたかと思います。
上記を改善すると自然にプッシュアップ時に正しい手の位置になります。
デッキパットに乗せるコツ③:水平テイクオフ
テイクオフ時にサーフボードを水平に保つことを意識してください。
サーフボードが斜めになっている状態でのテイクオフでは、デッキパットに足が乗ることは困難になります。
ノーズが下がっている⇒頭が下がり前のめりになる
ノーズが上がっている⇒波のパワーを受けれずボードが進まず足が出ない
いずれの状況も不安定であり、テイクオフ自体もままなりません。
デッキパッドに足を乗せるためには正しいフォームでテイクオフを行うことが必須です。
デッキパットに足を乗せるコツ④:基本姿勢を知る
最重要ポイントは「ニュートラルポジション(基本姿勢)」を体得する。
これにつきます。
これはテイクオフの足の位置やライディング、全てに必要な基本姿勢です。
ニュートラルポジションを体得すれば自然と足はデッキパッドの上に乗ります。
言い換えるとサーフィンに必要な「体の軸を知る」ということです。
上級者を見ていると、どんな波であろうと、どんな体制であってもテイクオフ直後にはデッキパッドの上に足が乗っていますよね。(チューブ狙いの場合は除く)
なぜかというとニュートラルポジションを体得し、体の軸を知っているからです。
デッキパッドに足が乗らない原因は まとめ
デッキパッドに足が乗らない原因と、改善のポイントをお伝えしました。
何事も正しいやりかたとコツコツ積み重ねる地道な練習が必要ですね。
デッキパッドに足が乗らない方の参考になれば幸いです。
明日もサーフィンを楽しみましょう。
キープサーフィン♪
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