山でスイカを見ても振り返るな!という言葉、一体どうゆう事なのでしょうか?
登山隠語を調べていく中でこの不思議なワードがでてきたので、気になって調べてみました。
「山でスイカを見ても振り返るな」その用語の意味を知ると、驚く怖い理由がありました!
登山経験者なら、一度は聞いたことがあるのかもしれません。
隠語の裏に隠された用語の意味と理由を順に説明してまいります。
山でスイカを見ても振り返るな!言われる怖い理由とは?
「山でスイカを見ても振り返るな!」とは、一体何故でしょうか?
その答えを知ることで、山での楽しさや厳しさの理解が一層深まるかもしれないと思い、意味や理由を調べてみたところ、衝撃的な内容でした。。。
「スイカ」の言葉の意味は登山隠語だった
夏の風物詩の「スイカ割り」は皆様も楽しまれたことはあるのでないかと思います。
タオルなどで目隠したあと、スイカに向かっていき木の棒などを振り下ろしスイカを割ります。
そうして割れたスイカを、暑い日差しの中で食べれば格別のおいしさですよね。
さて、本題に戻りますが、登山で使われる隠語によると、
「スイカ=頭」という意味があるとのこと。
とすれば、スイカ割りで割るのが「スイカ」ではなく「人の頭」と仮定したら想像したくないですよね、、、
山でスイカを見ても振り返るな!の言葉には、登山をされる方にとって、特有の隠語意味と理由がありそうです。
山でスイカを見ても振り返るな!の理由①危険に巻き込まれる
前項で述べたように、スイカという隠語は、滑落事故や落石などにより頭に損傷をされた被害者を指します。
できれば遭遇したくないですよね。
万が一、そんな光景を目にすればパニックになり、通常の精神状態ではいられないはずです。
足元の悪い登山途中では自身も事故に巻き込まれる危険性も高まります。
さらに、空気が薄い標高の場合では、呼吸に影響がでて事故につながる危険性もあります。
登山家の間で囁かれている「スイカを見ても振り返るな。自分がスイカになる」と言い伝えられているのは、危険を回避し身を守る意味もあるのではないでしょうか。
スイカを見ても振り返るな!と言われる理由には、自身が危険に巻き込まれないようにするためでもあります。
山でスイカを見ても振り返るな!の理由②あの世に連れていかれる?
登山では危険が付きまとうため、大怪我を負うことや死亡事故も多く報告されています。
前年比でみると、遭難件数は380件(14.4%)増、遭難者数は431人(14.0%)増。死者・行方不明者は327人(前年比44人増)、負傷者が1306人(同149人増)だった。遭難者のうち約半数が無事に救出され、3分の1強が負傷の状態で救出、1割弱が死亡か行方不明という経過をたどっている。
引用:nippon.com
その為、スイカの正体は「亡霊」とも言われています。
登山家の間で「日没前や夕刻頃にさらに山奥に向かう登山者には話しかけてはいけない」という逸話もあるようです。
普通は夕刻になると、日が差す朝を迎えるために、登山をやめテントや山小屋で休憩に入るのが一般的です。
そのような暗がりの状況で、山に向かおうとしているすれ違う人は、山の事故で亡くなった亡霊である可能性も??
むやみに話しかけたり、振り返ってしまうとあの世に連れていかれると恐れられているとか。
とても怖い話ですね。
これは、先頭が安全なルートの確保とペースメーカを担うためと、最後尾はメンバーの様子を監視できるメリットがあるからです。
今回の場合、万が一、先頭の方がスイカを発見した場合、冷静に最後尾に知らせ、他のメンバーを振り向かせないようにする対処もできるから、と考えると隊列の理由も納得です。
他にも登山にまつわる山用語や隠語がある
ここからは、実際に登山家さんが使われている登山隠語を紹介します。
キジうち | 男性がトイレ(大便)に行く |
お花摘み | 女性がトイレ(用を足す)に行く |
アルバイト | 無駄歩きで体力を消耗した状態 |
おろく | 山で遭難した遺体のこと |
早立ち | 朝早くから出発すること |
シャリばて | ごはんが足りない為に、力が出ない状態 |
山で用を足す場合にも、男性では「キジうち」女性では「お花畑」で用語が違うのは面白いですね。
ちなみに男性の場合、大便は「大キジ」小便は「小キジ」と使い分ける方もおられるようです。
「おろく」もスイカと同じような意味合いのようで、できれば遭遇したくないですね。。
山でスイカを見ても振り返るな!驚く怖い理由まとめ
「山でスイカを見ても振り返るな!」には、怖い意味と理由があることがわかりました。
できればスイカには遭遇したくないですが、興味のある方は登山経験者に聞いてみると実体験の話も聞けるのではないでしょうか?
山登りの魅力は、自然を感じたり、仲間の助け合いなど沢山あふれていることと思います。
山登りの愛好家さんや登山家さんは、くれぐれも山でスイカにならないよう、安全第一でお気をつけていただきますようお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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