サーフィンのテイクオフってやっぱり難しいですよね。
お悩みに多いのがテイクオフで膝がついてしまったり、正座状態になりそのまま進んでしまうなど。
でも大丈夫です!
テイクオフで膝がついてしまうは理由があります。
そこを意識して直せば簡単に解決出来ちゃいます!
一緒にゆっくりみていきましょう。
サーフィンテイクオフで膝がつく!その理由は?
テイクオフに入る前、ボードが滑りだす時、ボードが滑り出してテイクオフする時
この3つのシーンでそれぞれ理由があります。
膝がつくのは波の捉える位置が悪い
テイクオフの動作に原因があると思われがちですが、テイクオフの前に意識することがあります。
それは「波の捉える位置」です。
初心者に多いのが波を捉える位置が悪い、もしくは遅いことが原因で波が掘れ上がっている場所からテイクオフの動作に入ろうとします。
そのような不安定な波の上で焦って立ち上がろうとすれば膝がついたり、正座になってしまいパーリングしてしまいます。
膝がつくのはボードの水平を保てていない
正しい位置から波の力を受け、ボードが進みだしたらテイクオフの動作に入ります。
その時にサーフボードの水平を保てていないと安定しません。
サーフボードのノーズが下がると勢いよく波の斜面を滑り降りていきます。
上記とは逆のサーフボードのノーズが上がると失速してしまい波に置いて行かれてしまします。
2つのシチュエーションでは当然サーフボードは安定せず余裕を持った自身のタイミングでテイクオフはできないですよね。
これもテイクオフで膝をつく理由となります。
膝がつくのは横向きに立てていない
テイクオフ時の体の向きと前足の引込みが間違っているのです。
間違った例を分かりやすくいうと「陸上選手のクラウチングスタート状態」になっていませんか?
プッシング時に両手でほとんどの体重を支え、前足と膝の向きがサーフボードに対して縦になっている状態です。
この状態は前後では踏ん張れますが、横の揺れ対しては非常に不安定です。
サーフィンは横乗りスポーツと呼ばれてますよね。
横向きの乗るから安定するのです。
前項からも述べていますが、テイクオフ時にサーフボードが安定していないと、膝がついたり、無理やりに飛びのった結果、正座になったりします。
テイクオフで膝がつかないために意識する3つのこと
意識する大事なことは大きく3つあります。
それぞれ紐解いていきましょう!
テイクオフのポイント①:波をとらえる位置を知る
良い位置で波を捉えるとサーフボードは驚くほど安定します。
沖からくるうねりを見ながら、前後と左右で波が割れる位置を予測してそこにあわせていきます。
波がベストに割れる位置は潮の流れや満ち引きで刻々と変わります。
今そこで波待ちをしているその場所ではなく自分でパドルして掴みに行ってください。
そうするとサーフボードは安定し膝がつくことはなくなります。
ポイントはいつもよりも沖でうねりを捉える事です。
テイクオフのポイント②:ボードの水平を保つ
いわゆる「水平テイクオフ」を意識してください。
うねりから波のパワーを受ける動作に入ったら、胸、膝にバランスよく水平に荷重を行い、しっかりとサーフボードを抑えてください。
水平にボードを抑え、波のパワーを最大限に受けることができればサーフボードは安定します。
その状態で落ち着いてプッシングをして立つ動作をしてみてください。
膝をつくことはないと思います。
ここでのポイントは、ボードが加速してから腕をしっかり伸ばしてプッシングする事です。
テイクオフのポイント③:横向きに立つ
クラウチングスタート状態にならないためには、テイクオフ時は体が縦の状態なのを、一気に横向きに切り替える動作が必要になります。
テイクオフで膝がつく理由として述べましたが、体が正面のまま前足を引き込もうとすると、胸下のスペースが狭くなる結果、前足が詰まって足が出ません。
テイクオフで立ち上がりながら、素早い動作で横向きに切り替えるにはコツがあります。
進行方向への目線を向けながら、プッシング時に手の位置をずらして、上半身をひねってみてください。
その動作をしながら立ちあがると、膝と足部が自然と横向きにセットされます。
感覚をつかむまでは難しいですが、これをマスターするとテイクオフで膝をつくことはなくなります。
テイクオフで膝がつかないための練習
テイクオフの練習は、陸トレ可能です。
先に述べた3つのことをイメージしながら、何度も繰り返し練習しましょう。
自宅で何度も反復する
鏡の前でフォームと足の位置を確認。
特に足の前後位置とストリンガーに沿った中央に足がセットできるよう意識してください。
これはひたすらやってみることをお勧めします。
頭では理解していても目の前にいい波が来たら忘れてしまいますよね。
体に染み込ませることが何より大事です。
スケートボードを使って練習する
サーフスケートなどではテイクオフの練習はできませんが、横向きテイクオフ後の基本姿勢を身に着けることができます。
テイクオフのレベルアップにはこの基本姿勢(ニュートラルポジション)を知ることが必須になります。
サーフィンテイクオフで膝がつく原因 まとめ
今回はテイクオフで膝がつくとお悩みのかたに向けて、3つの意識する事をお伝えしました。
早速、実践しちゃってください。
これからも皆様のサーフィンライフのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
キープサーフィン♪
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