サーフィンが上達するには、海以外で行うオフトレやイメージトレーニングは欠かせません。
その中でもサーフスケートを使った練習は意味がないのか?
とお悩みの皆様に向けて実際のところどうなのか解説していきます。
サーフィンの上達にサーフスケートを使った練習は意味あるの?
答えはYESです!意味あります!
私自身が、実際にサーフスケートが効果的であると言える体験談をもとに、サースケートがサーフィンのオフトレに最適な理由5つと、効果的な練習法をお伝えして参ります。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由①体力と筋力を高める
サーフィンは波に乗る前にサーフボードで波を漕いで、パドリングを行う必要があり、これには上半身の筋力と持久力が求められます。
また、波に乗る際には、サーフボードの上でバランスを取る必要があり、脚や体幹の筋力も同時に必要です。
サーフィンできる海が近く、毎日サーフィンができる環境であれば、体力面ではサーフスケートは必要ありません。
しかし、週に1回や、月に数回程度しか、海でサーフィンが出来ない場合には体力と筋力の維持、向上は必要不可欠です。
待ちに待ったサーフィンの機会に体力がなくて楽しめなかったではもったいないですよね。
サーフスケートを使ってオフトレを行うと、かなり足腰の筋肉と体幹を使います。
定期的にサーフスケートを行うことで筋肉量もアップし、実際のサーフィンでもパフォーマンスを発揮することができます。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由②モチベーションを上げる
サーフィンは自然相手のスポーツです。
やっと海に行ける!と待ち望んでいても波がなければサーフィンは楽しめません。
そんな悔しい思いを皆さんも経験さあれたこともあるかと思います。
そんな時こそ、気持ちを切り替えてサーフスケートでのオフトレがオススメです。
海では数時間、波待ちしていても波に乗れる時間はわずかです。
サーフスケートでは何時間も何本もライディングの疑似体験が可能です。
サーフスケートはサーフィンに対するモチベーションを維持、向上していく事ができます。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由③ライディングフォームの確認と体得になる
皆さん、実際のサーフィンをしている時のご自身のライディングフォーム見たことありますか?
自分では「うまくライディングできた」と思われていても実際の映像など確認したとき、
「なんだこのフォームは!?」とショックを受けられたのではないでしょうか?
実際に私もそうでした。
それほど、ちゃんとできているようで、実際はできていないんです!
しかし、海で行うスポーツゆえに撮影機材を持ち込むことが困難で、なかなか実際のライディングを撮影してもらえる機会はないですよね?
サーフスケートあれば、路上で行うので比較的簡単にライディング映像や動画を撮影することができます。
私も固定カメラを設置したり、友人に撮影してもらい、自身のフォームを確認しています。
撮影することの最大のメリットは、
ということです。
これにより自身の間違ったライディングフォームを確認でき、その改善にとても役に立ちます。
正しいライディングフォームを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由④加重と抜重を体得できる
サーフィンがうまい方や経験が長い方と話していると「サーフボードを踏む」というフレーズがでてきませんか?
これはサーフボードに加重して深くレールを入れるということを指します。
サーフボードをのレールを深く水面に入れたとき生じる、反発力を利用してスピードを得たり、アクションのキレを増大させていきます。
反発の力を最大限に得るには、加重のあとにに抜重(力を抜く)を行い、反発力を最大限に利用することで、サーフボードを大きく動かす事ができるようになります。
サーフスケートも同じように、加重と抜重を繰り返さないとドライブしません。
したがって、サーフスケートのオフトレで前後、左右の加重バランスを体得することができます。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由⑤レールワークの意識を定着できる
両足にかける前後の加重バランスがわかるようになってきたら、次はレールワークのトレーニングです。
サーフボードはフラットな状態で垂直に加重しても、水中に深く沈んではいきません。
サーフボードを傾けて、どちらかのレールを入れた状態で加重することにより深くレールは沈み、反発力を生み出します。
ライディング中は常にどちらかのレールが入れ替わりながらサーフボードをコントロールしています。
そうすることで、スピードのあるキレのあるアクションが実現できるからです。
サーフスケートを使ったオフトレでは常に、レールの傾きを意識した練習が大事です。
サーフスケートを使ったレールワークのオフトレで注意する事
サーフスケートは少しの傾きや、誤った加重バランスでも行きたい方向に曲がります。
なので、サーフスケートではイメージ通りにターンできているのに、海ではうまくできない。
ということはよくあります。
それは、動きが小さくてもサーフスケートは反応してしまうのが原因です。
サーフスケートを使ったオフトレや練習では、アクションを自分の意識より大きくダイナミックにおこなってみてください。
それが、実際のサーフィンの実践ではちょうどよいライディングフォームになります。
これもサーフスケート実践時に動画や画像で確認してみてください。
自分が想像するよりも動きがぎこちなく、小さなアクションしか出来ていないことに気づくはずです。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由⑥上半身と下半身のひねりと連動を知る
ここからはターン、アクションの基本となる上半身と下半身の連動のお話です。
この体の使い方もサーフスケートで体得することができます。
サーフィンを上達するうえで必要不可欠な、
ボトムターン、カットバック、カービングなどすべてに必要なレールワークには、
上半身の先行動作を基本とした、下半身とのひねりと溜めがないとアクションはできません。
このひねりで溜めたパワーを解放(抜重)することでパンチのあるアクションができるようになります。
詳しくは別記事で解説していますので下記リンクを参考にしてください。
「サーフスケートでできないことは海でもできない!」
この言葉はサーフスケートのオフトレを繰り返すうちに、腑に落ちるようになると思います。
サーフスケートのオフトレが意味ある理由 まとめ
今回は「サーフスケート意味ない?サーフィンのオフトレに効果的な5つの理由」と題してお伝えして参りました。
サーフスケートを使ったオフトレや練習はサーフィンに最適であるとお分かりいただけたかと思います。
正しい体の使い方の体得や、身体的なトレーニングにもなるサーフスケートを始めないともったいないです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
キープサーフィン♪
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