サーフィン初心者だけど一人でも海行きたい!
筆者も30年以上サーフィンを続けてきて体感した、失敗事例や初心者の当時の自分に聞かせたい内容をお伝えしたいと思います。
いつもは友達がいるけど、今日は一人で頑張る!
周囲に気を遣うのが合わない私は一人でサーフィンを頑張っていくんだ!
どちらでも、そんな頑張るサーフィン初心者が一人になったときに意識するポイントや安全対策やマナーをまとめてお伝えしていきます。
初心者一人で海に入る前に知るべき安全対策
先輩サーファーやスクールなどで安心できるパートナーがいる場合は万が一の時にも監視してもらえるので安心にサーフィンを楽しめますが、一人で海に入る場合は自身の安全は自分で確保しないといけません。
一人で海に入る場合の注意するべきポイントや心得を紹介していきます。
安全対策①体調管理
サーフィンは想像以上に過酷なスポーツです。
迫りくる波をパドリングですり抜け、ブレイクポイントを何度も目指して海面上を動き回ります。
相当な体力とモチベーションがなければ波に乗ることもできません。
そんなハードなサーフィンをこなし、一人で海に行く場合の行き帰りの運転も一人です。
事前にしっかりと睡眠をとり、体調を万全にしておくことが重要です。
安全対策②サーフポイント詳細確認
初心者が一人でサーフィンに行く場合は、できれば初めてのサーフポイントは避けた方が良いです。
その理由は以下の4つです。
- ①潮の流れ(カレント)がわからない。
- ②エントリーする場所がわからない。
- ③混雑状況が予測できない。
- ④ボトム(海の底)が岩や障害物などがある場所を知らない。
などたくさん理由がありますが、1番危険なのが①と④です。
潮の流れ(カレント)はポイントの地形によって決まりますので、地形がかわらない場所ではカレントの方向は一定であることが多いです。
サイズが大きくなるとその分カレントも強烈になります。
初心者が一人で海に入る場合は、潮の流れを読むことは難しい場合がほとんどです。
潮の流れにのって流されないよう常に注意が必要です。
海の底面(ボトム)の状況がわからない場合もけがをする可能性があります。
「あれ、あそこいい波あるのに誰もいないや」と安易に海に入ることはいけません。
もしかするとそのポイントの海底は岩がたくさんあるかもしれません。
波にもまれて海底にたたきつけられたら大けがをします。
そういうポイントを見つけた場合には、なぜ人がいないのか疑うことも身を守ることに繋がります。
以上の安全を確保するためにも、サーフィン初心者が一人で海に入る場合は、入ったことがあるなじみのポイントで練習するようにしましょう。
安全対策③波高、風を把握しておく
海に入る前は波が小さいから初心者でも大丈夫だろう、と思い海に入ったとしても、海の状況はすぐ変わります。
急に波が大きくパワフルになったり、風が吹いてジャンクになることは良くあります。
そうなると、潮の流れが急に変化して岸に戻れなくなる危険があります。
そうなる前にご自身のレベルにあった状況を知ることがとても大切です。
今では、波高予測や風予測などスマホで確認することができます。
初心者が一人で海に入る場合は事前に調べて把握しておきましょう。
初心者一人で海に入る前に知るべきマナーとルール
サーフポイントはあくまでも自然の海です。
初心者が一人で初めてのサーフポイントに訪れた場合や、慣れていない場所では不安はつきものです。
それぞれのポイントにおいて、状況や環境は異なってきますので、最低限のルールやマナーは知ったうえで楽しくサーフィンをしましょう。
マナーとルール①駐車場を調べておく
駐車場が整備されている大きな海水浴場などでは、駐車スペースがわかりやすく問題ないかと思われますが、比較的駐車スペースが小さい場合や、そもそも駐車スペースがないポイントもあります。
そんな時に、路上駐車や空いているスペースに勝手に停めてはいけません。
近隣住民からのクレームなどがあがれば、サーフポイントが閉鎖になったところも多くあります。
一人でわからない場合は、必ず事前に調べて有料駐車場など安心できる場所に駐車するように心がけましょう。
マナーとルール②トイレやシャワーがあるか調べておく
これも上記と同様に整備された場所であるなら心配はいりませんが、重要なポイントですよね。
よくあるケースとして、夏場はトイレもシャワーも使えるが冬場は使えない場合など多くあります。
準備していないと困りますので、ここも事前に調べてから行きましょう。
マナーとルール③混雑しているピークは避ける
それぞれのサーフポイントによって、ローカルルールというものが存在します。
このルールはインターネットや雑誌で調べても載っていませんので、サーファーの先輩に聞くしかありません。
ローカルルールとはどのようなものでしょうか?
一番多いのが、波のピークのポジション争いです。
形よくブレイクしている波には、ローカルさんや上級者が多く集まります。
そこで波を占有する、というわけではありませんが、ローカルさん以外はいい場所で波待ちさせてくれません。
特に地形が決まっている(いい波がブレイク)しているポイントではその傾向が強いので、波が良くても混雑しているピークは避けた方が無難です。
その他に駐車スペースが分かれているなどのポイントもあります。
看板とかもなく、わからない場合は車のナンバープレートを確認し、地元ナンバーが固まって駐車している所は避けて車を停めましょう。
一人の場合でルールがよくわからない場合は、周りの人に声をかけて聞いてみるのもいいですよ。
サーフィン初心者が一人の場合に気をつけることまとめ
今回は「サーフィン初心者だけど一人で海へ!必見の安全対策とマナーとは?」と題してお伝えしてまいりました。
今回の情報が皆様のお役に立てれば幸いです。
優先は危険回避と安全確保です。
サーフィンは何度も海でチャレンジしないとなかなか上達しません。
お伝えしたポイントとルールとマナーを守りながら、頑張って練習しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
キープサーフィン♪
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