韓国の人気ガールズグループ、ジーアイドル(gidle)は、デビュー以来多くのファンに愛されてきました。
しかし、過去にメンバーのいじめ問題からの脱退や活動休止が報じられ、ファンやメディアの注目を集めていたことがありました。
そこで本記事では、ジーアイドル(gidle)のいじめ問題の詳細、活動休止の真相、そしてメンバーの脱退について詳しく解説します。
ジーアイドル(gidle)のメンバーいじめ問題とは?
#KPOP スジン((G)I-DLE)に降って湧いた”いじめ疑惑からhttps://t.co/ZboNo6AIgq
(G)I-DLE「スジン」に、学生時代の「いじめ」「不良」疑惑が浮上。所属事務所が「言い争いはあったが、いじめは事実でない」という趣旨の立場を発表しました。 pic.twitter.com/nTx8bgBHsz— isahaya.hideo(諫早日出緒) (@yoroshikaro) September 8, 2023
ジーアイドル(gidle)のいじめ問題は、2021年2月に初めて公に取り沙汰されました。
この問題の中心にいたのは、当時グループのメンバーであるスジン(Soojin)でした。
スジンがいじめの加害者として告発されたことにより、グループ全体に大きな波紋が広がりました。
スジンは、いじめの事実を否定する声明を発表し、自らの過去の行動について反省の意を示しましたが、一部のファンからは不十分な謝罪とみなされました。
この問題により、ジーアイドル(gidle)は一時的な活動休止を余儀なくされ、グループ内での関係修復とスジンのいじめ問題解決に向けた取り組みが行われました。
最終的に、スジンはグループから脱退することとなり、スジンのいじめ問題はジーアイドル(gidle)の一大スキャンダルとなりました。
ジーアイドル(gidle)スジンのいじめ内容は?
スジンに対するいじめの告発は、オンラインコミュニティー上に匿名のインターネットユーザーから暴露されました。
告発者は以下の本文を投稿。
「(G)I-DLEのスジンに関するいじめについて明かすときだ。世界中の人が知るべきだ」
「妹が中学時代、ある同級生からビンタを食らった上に金まで奪われ、現在その子がアイドルになって厚かましい一面を見せている。これ以上は、無理」
自身の妹が中学時代に同級生であったスジンにいじめを受けていたと主張しました。
・「これから仲間外れだ」とメッセージを送信
・制服やお金を奪う行動
・バイクに乗り回し町で騒ぐ
・喫煙、飲酒もあった
具体的には、スジンが同級生に対して言葉や身体的な暴力を振るったり、集団で孤立させるような行為を行ったとされています。
その後、他の被害者からも当時、スジンから次々といじめを受けたとする証言が寄せられました。
女優のソ・シネもスジンから受けたいじめ被害を告白
「私に言及したあの方は2年間、登校中、休み時間の廊下、給食室、毎日どこでも友達と一緒に不快な悪口と笑い声、『そんなに可愛くないのによく芸能人ができるよね』『どうせあの子は人気のない芸能人』『あんな感じだからいじめられるんだよ』『先生たちは一体なぜあの子を特別扱いするの』など、根拠のない非難と人身攻撃を続けました」
子役として活躍していたソシネは、スジンから度重なる嫌がらせを受け、学校生活が非常に辛かったと述べています。
これらの告発が次々と明るみに出たことで、スジンの過去の行動が大きな問題となりました。
スジンのいじめ問題が公になると、ジーアイドル(gidle)の所属事務所のCUBEエンターテイメントは速やかに対応し調査を開始しました。
当社はアーティストが通った学校、先生や多数の同窓生など周辺の方々に当時の状況について確認しました。これまで確認した結果、既に発表したように電話での言い争いはしましたが、それ以外の投稿で主張された暴力などについての事実は確認できませんでした。
と、事務所側はスジンのいじめの事実については否定しています。
スジン自身もいじめの事実については否定の立場であるが、問題に至った点や被害者のコメントについては公式に謝罪をしました。
しかし、いじめ問題が明るみになるにつれて、スジンに対する非難や批判が高まりました。
ファンは、アイドルとしてのモラルに欠けると感じ、スジンに対するアンチがひどくなっていたのではないでしょうか。
いじめに対するスジンの主張は?
被害者側の主張は、スジンが友人グループを使ってターゲットを孤立させたり、暴言を浴びせたりするなどの心理的な攻撃を行っていたと主張しています。
告発者らは、スジンが学校生活で他の生徒たちを威圧し、暴言や脅迫を行い、心理的な苦痛を与えたと述べましたが、実際はどうであったのか?
スジンの主張も確認していきましょう。
「 私は一度もバイクに乗ったことはない」
「 私はいじめを主導するグループメールを送ったことはない」
「 私は制服を奪ったことも、物を盗んだこともない」
「 私は女優のソ・シネさんと学生時代に会話をしたこともないです」
このように、スジン本人は一貫していじめの事実を否定しています。
スジンは、自分がそんな行為をしたことはないと強調し、告発者たちに対しても法的措置を取ることを示唆し、自分が冤罪であると主張し続け、
「自分の名誉を守るために全力を尽くす」と述べました。
しかし、この否定にもかかわらず彼女の主張が被害者たちの証言と一致しないこと、また証拠や証言が多くの人々によって支持されていることから、スジンの信頼性が揺らぐ結果となりました。
2021年8月スジンは脱退
いじめ問題が公になった後、スジンは謝罪文を発表し、被害者に対して謝罪しましたが、一部のファンや一般の人々からは十分な謝罪とはみなされませんでした。
その結果2021年8月、スジンはグループから脱退することとなりました。
これにより、ジーアイドル(gidle)はスジンを除いた5人での再スタートを切ることになります。
新たなメンバー構成での活動は、ジーアイドル(gidle)のメンバーにとってもとても不安な出来事であったと思います。
2022年9月告発者との法廷争いの終止符
スジンの法定代理人から法廷手続きが終了した旨のコメントが発表されました。
「スジンが法的手続きを通じて論議を終結させるために暴露者を刑事告訴し、嫌疑なしの判決を受けた。数回の議論の末に、暴露者の書き込みに関して法的手続きを通じて真実を解明するのは限界だと判断し、今後は法的手続きを進めないことにした」
以上を含めたコメントなどを確認した結果、筆者個人としての解釈は、
ということではないかということ。
主張がそれぞれ食い違っている限り過去のいじめの事実の証明は難しいのだろうと思います。
「火のないところに煙は立たない」との言葉もあります。
仮にいじめの事実があったとしても、スジンはジーアイドルのグループ脱退というペナルティーを受けているのでこれ以上の追及はよいのでは?という意見もでてきそうです。
いじめられた側の心情も気になるところです。
今後、このような問題がでてこないことを望みます。
2022年3月所属事務所の契約も解除となる
一旦、スジンのいじめ問題は沈静化することになりましたが、表面化した翌年の2022年3月に所属していたCUBEエンターテイメントとの契約が解除されることとなりました。
ジーアイドル(gidle)のメンバーは約1年間の活動休止
スジンの脱退は、ジーアイドル(gidle)にとって大きな打撃であり、ファンにとっても衝撃的な出来事でした。
これにより、メンバーは約1年間の活動休止を余儀なくされました。
この活動休止期間中、ファンや業界関係者はジーアイドル(gidle)の将来に対する不安を抱きましたが、スジンのいじめ問題解決とメンバーの精神的健康のための時間が必要であるといった理解も示されました。
しかし、他のメンバーたちは前向きに活動を続け、ジーアイドル(gidle)としての新たな道を模索していくこととなります。
ジーアイドル(gidle)活動休止は、グループ全体のいじめ問題解決と再出発のための重要なステップだったと思います。
ソヨンやウギは個人活動
2021年の騒動後、活動休止となったメンバーたちはそれぞれ個別の活動を行うことになりました。
ソヨン(Soyeon)はソロアーティストとしての活動を強化し、新たな楽曲をリリースしました。
また、ウギ(Yuqi)は中国での活動を活発に行い、テレビ番組やドラマに出演するなどして、個々のキャリアを築きました。
これらの個人活動は、メンバーにとって新たな挑戦の場となり、それぞれの才能をさらに発揮する機会となりました。
一方で、グループとしての活動再開を待ち望むファンも多く、その期待に応えるべくメンバーたちは努力を続けていました。
その結果、2022年3月「TOMBOY」でカムバックを果たしました。
ジーアイドル(gidle)のメンバーいじめ問題まとめ
ジーアイドル(gidle)のいじめ問題とそれに伴う活動休止は、K-POP界において大きな話題となりました。
スジンのいじめ問題はグループ全体に影響を与え、スジンの脱退という結果に至りました。
しかし、他のメンバーたちは個々の活動を通じて成長を続け、グループの再始動を果たしました。
ジーアイドル(gidle)の今後の活動に注目が集まる中、ファンやメディアは他のメンバーの新たな一歩を応援し続けるでしょう。
いじめ問題という困難を乗り越えたジーアイドル(gidle)が、どのようにして再び輝きを取り戻すのか、今後の展開に期待が高まります。
コメント