本記事は初級者から中級者向けのサーフィンがうまくなりたい方へ向けたお役立ちコンテンツをお届けしております。私自身が悩んで考えて体現した内容ですのでゆっくりとご覧ください。
なかなかゲッティングアウトができない。
同時に海にエントリーしたのに自分だけが沖に出れない。
など、お悩みの方も多いと思います。
ゲットアウトは体力やパドル力ではなくコツがあります。
これからお伝えするコツをマスターすればきっとあなたもスムーズに沖に出れるようになります。
ゲッティングアウトする流れを理解しよう
サーフィンで海にゲッティングアウト(沖に出る)する際には、落ち着いて下記のポイントを順に確認、意識してください。
- まずは先にエントリーしているサーファーを観察する
- カレントを見極める
- 足が着くまではボードを持って歩く
- 波のセット間を知る
- 足がつかなくなればパドリング開始
- 海の潮の流れに逆らわない
- 大きな波はドルフィンで超えていく
以上がゲッティングアウト(沖に出る)流れとなります。
次にゲッティングアウトをスムーズに成功させるためのポイントを詳しく解説します。
ゲッティングアウトのコツ①カレントを見極める
まずはこの画像をみてください。
このポイントの場合、黄色矢印がゲッティングアウトするラインです。
ここに沖に流れるカレントがあります。
この流れに乗ってスムーズにゲットアウトできます!
ここで、なぜカレントを推測できるかというと手前のスープがヒントです。
よく見てください。
このインサイドスープはパワーなくボヨボヨしていますね。
これは沖からくるうねりに対して沖に戻る流れ(カレント)が当たっているのです。
このようによく観察するとゲットアウトする道が見えてきます。
別のパターンも確認しましょう。
これは一見、左から回ればいいと思いがちですが、正解は右からです。
沖の波のピークをよく見てください。
わかりますか?
狙っている波はライトの波です。
左からゲッティングアウトしてしまうと、力強いスープに捕まる可能性とライダーがいる場合ぶつかる可能性も出てくることが予測できますよね。
このように狙っている波がどのように割れるのかという視点でルートを判断することも重要です。
ゲッティングアウトのコツ②セット間隔を知る
みなさん波のセットってわかりますか?
一定の周期で通常の平均的な波の高さよりひときわ大きな波が続けて2本~3本押し寄せてきます。
これがセットです。
ライディングするにはこの波を狙うといい波なのですが、ゲッティングアウトする際にはこいつが厄介なのです。
通常、セットはある程度きまった間隔でやってきます。数十秒とか数分。
この間隔の合間を狙ってゲットアウトしてください。
すんなり沖に出れる人は、必ずビーチを歩いている間にこの間隔を見極めています。
ゲッティングアウトのコツ③流れに逆らわない
上記でお伝えしたカレントはまっすぐ沖に流れているだけではありません。
時には横方向にも流れていることもあります。
その時、沖に向かって1直線にパドリングしているつもりでも気づけば斜めに進んでいきます。
結果からお伝えするとそれで良いのです。
無理に戻ろうとせず、流れに身を任せながら大きく迂回しながらゲットアウトしてみてください。
それが得策の場合もあります。
ゲッティングアウトのコツ④とにかく潜る
ここまで頭で理解していても実際は難しく感じることも多いですよね。
そんな場合でも、とにかく沖にでたいあなたに最適なアドバイスは、
この2点のポイントだけでも実践してください。
これだけでも本当にかわります。
いつもより確実に沖に出れていることを実感できます。
それでもゲッティングアウトできない場合は
一旦、海から上がりましょう。
間違ったコースで間違ったタイミングで出ようとしてもやはり無理です。
ここでがむしゃらにパドリングしてドルフィンスルーして無駄に体力を費やしてはいけませんね。
そこで冒頭のゲットアウトの流れをもう一度思い出してください。
そのほうが意外にスムーズにゲットアウトできた!なんてことは実際多いです。
サーフィンの1番の醍醐味は波に乗ることです。
あの波に乗れるポイントにたどり着くまではあきらめてはいけません。
ゲッティングアウトできない! まとめ
ゲットアウトを極めるのは、いい波に乗るための最初の一歩です。
パドリングやドルフィンスルーなどのテクニックも必要になってきますが、
今回は、大きな視点と流れを意識することでテクニックにも勝るコツだと感じています。
そこに経験とスキルがついてこれば鬼に金棒です。
ぜひ実践を繰り返してみてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
キープサーフィン♪
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